▪️第26回忠考会(平成31年10月7日・ホテルグランテラス富山)
演題:「MMT(現代貨幣理論)が日本を救う」
講師:元内閣官房参与、京都大学大学院工学研究科教授 藤井 聡 氏
内容
去る7月16日、京都大学レジリエンス実践ユニット(代表:京都大学大学院教授・藤井聡)はMMT論者の筆頭格であるアメリカのニューヨーク州立大学のステファニー・ケルトン教授をお招きし、国際シンポジウムを開催しました。日本のみならず世界を救う力を秘めた最先端の経済理論「MMT」(現代貨幣理論)。MMTとは、「自国通貨建ての国債では破綻しない」という「事実」、ならびに、「国債に基づく政府支出拡大は、経済成長を促す」という「事実」の双方を踏まえつつ「デフレ脱却までは、国債に基づいて政府支出を拡大すべき」(ただし、インフレになれば支出拡大を抑制すべし)と主張するものであります。「日本ほど、このMMTの議論が求められている国は他にない」とも言われ、大きな反響を呼びました。藤井教授は以前、忠考会でご講演されていますが、このMMT理論の多くを含んだ内容であったことはご存知の皆様も多いのではないかと思われます。
さて、今回は上述した元内閣官房参与、京都大学教授藤井聡氏を「再度」お迎えし、MMTに関する色々な話題についてご講演いただきます。会員の皆様におかれましては、積極的なご参加をよろしくお願いいたします。