あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
昨年はバンクーバー冬季オリンピックで田畑真紀、穂積雅子選手が銀メダルを獲得し大いに盛り上がった。私は県スケート連盟副会長として応援できたことが非常に嬉しかった。彼女等の練習は大変厳しいが目標に向かって一つ一つ積み重ねる、その努力が報われる。スポーツははっきりしている。何事も一生懸命コツコツと積み重ねることの大切さをあらためて学びました。
どんな人間でも必ず何か良いものを持っているから努力すれば必ず良い結果がでる、と小学校の時に恩師から教えてもらった言葉が「玉磨かざれば光なし」という言葉で私の座右の銘にしています。
今の日本、国民一人一人が努力して自立することを忘れてしまっているのではないかと思います。
私は今年も「自立」を意識しながら頑張っていきますのでよろしくお願いします。
そこで、私の思いを述べます。
富山の力を日本の力に!
人口減少と高齢化の中で社会保障の拡充と活力ある日本をどう築いていくのか。また危機的な国家財政・安全保障をどうするのか。国はこの大きな課題を先送りしたままである。政権が代わっても国民に示さない。まさに国の現場放棄である。
このような時こそ、地方に住む者が、自ら考え、責任ある行動をしなければならない。もはや実行力のない国に依存することはできない。今こそ、地方が、富山が自立するという強い意志を持って県政を運営しなければならない。
元来日本人は勤勉を美徳とし、自立することを誇りとする国民であるとともに、自立を目指す機会や能力に恵まれない人には、温かく包みこむ家族や地域社会の絆があった。共助の精神を持った国民である。
一生懸命働いて子どもを育て、社会に役立つことをした人が報われる、こんな当たり前な社会を取り戻さなければならいと思う。
富山県には、人材がいる。食料と水や緑の資源がある。そして、日本の伝統と文化の源がある。それぞれの地域に住む者が暮らしの中から魅力(宝)を見つけ、磨き、創造していく力、これが自立の原点である。これらを引き出し、「とやまの力」とし、自信と誇りをもって、県自らの責任で独自の施策を展開することが大切である。
「何が必要で何が不要なのか常に考え、地域の発想で日本をリードする自立できる県政にしたい。
「富山で仕事がしたい、行きたい、住みたい」県にしなければならい。「富山の力」を「日本の力」に。
このような思いで頑張りますので今年もよろしくお願いします。