議員各位のご推挙によりまして、この輝かしい歴史と伝統ある富山県議会議長に当選させていただきました。誠に感激の至りであり、心から感謝申し上げます。
特に、「令和」の初代議長として就任できる喜びととともに、この重責を痛感している次第であります。「令和」には、美しい心に寄り添って文化を育くんでいくという意味もあり、そうした気持ちを大切にしながら、「令和新時代」を歩むにあたり、もとより微力でありますが、富山県民の幸せと富山県発展のために、そしてまた円滑な議会運営のために全身全霊を打ち込んで、努力してまいる所存であります。
—–議場で当選直後の挨拶から——
富山県が石川県から独立してスタートしたのが明治16年5月9日。今年が136年目。初代議長から数えて、127代目の議長となりました。
議長就任あいさつ
現在、わが国においては、引き続き厳しい財政状況にあるなかで、少子高齢化や人口減少の進行、地方創生、第4次産業革命への対応、国土強靱化など、多くの課題への迅速な対応が求められています。
一方、本県におきましては、県民の長年の悲願であった北陸新幹線の開業に伴い、観光客やビジネス客など交流人口が増加するとともに、企業立地が進むなど、その開業効果が続いております。
県議会としましては、本県の更なる飛躍・発展を目指し、石井知事はじめ関係の皆さんと協力し、一日も早く大阪まで全線開通するよう引き続き、精力的に取り組んでまいります。
「令和」の新しい時代が始まる本年度は、日台観光サミットやシ アター・オリンピックス、世界で最も美しい湾クラブ世界総会等が 本県で開催されます。県議会としてもしっかりと支援するとともに、今後とも県民が豊かさを実感できる富山県を築くため、本県の有する可能性や魅力を存分に引き出す施策を進めることに全力を傾注してまいる所存であります。
また、県議会の運営につきましては、引き続き開かれた議会へ向けて改革を進め、皆様に信頼され、期待される議会となるよう、最大限の努力をしてまいります。
――――富山県議会HPのあいさつから――――