富山県MOA議員連盟は、有機農業による健康づくりを積極的に進めています。また、西洋医学一辺倒ではなく補完する医療として統合医療を推進し、医療費の軽減に役立てる運動を展開したいと考えています。その総会が5月24日あり、県の施策を聴き意見交換をしました。
最近は、生活習慣病、がん、精神障害、発達障害児が増加しています。特に子どもが減少しているにもかかわらず、このような病気が子どもたちに増えています。原因はいろいろとあると思いますが、食材に大いに関係があるように思えます。我々のまわりには、食品添加物の入っていない食べ物があるでしょうか。長持ちさせるため、見栄えを良くするため、好かれる香りを出すために多種多様な添加物が入っています。あるデータによれば日本人一人当たり、1年間の摂取量が4kgというものもあります。1年間に米60kgしか食べないことを考えれば非常に多いです。このような食材の環境ですから、身体にいろんな病気が出てくるような気がします。できるだけ、一品でも手をかけ料理して食べたいものです。そのひとつとして、農薬や化学肥料に頼らない野菜、果樹などを生産しているのが有機栽培農家です。ただ、収量が一般の生産物に比べ少なくなるため、単価が高くなります。是非、このような農家が苦労して、安全で安心して食べれる新鮮な野菜や果樹を食べて、健康なからだづくりをしましょう。