5月22日、富山県モンゴル友好親善協会総会、講演会、懇親会がありました。今回は日本とモンゴルが外交樹立40周年記念ということもあり、特別ゲストとして駐日モンゴル国特命全権大使ソドムジャムツ・フレラルバータル氏が来富され、講演されました。
講演の内容は、モンゴルが独立するには旧ソ連に従わざるをえなかったこと、そうしなければ中国領になってしまった。モンゴル人は、表面は赤でも腹は白で70年間耐え抜き、その結果、今日の民主主義国家ができたこと。民主主義国家が作れたのは、日本の経済援助があったからできたので、モンゴル国民は深く感謝していること。反面、中国、韓国政府は日本の経済援助してもらったことを国民に知らせていないので残念だ。
恩返しのためにも今後、モンゴルはレアアースなど鉱物資源が豊富であり、日本に協力したい。
しかし、モンゴルはロシア、中国に囲まれており、周囲の国とバランスある外交政策をとらざるをえないことを理解してほしい。なぜなら鉱物資源など海外に運び出すにはどうしても中国、ロシアを通らなければならない。などモンゴルの歴史を語り、これからのことについて分りやすく講演していただきました。
ご存知のとおり、モンゴルには「とやまの薬」家庭薬配置システムの導入が取り入れられおり、毎年水橋家庭薬配置業協会で研修も受けています。これからも友好の輪を広げ大切にしたい国であると強く感じました。