最近、イノシシが県内でも増えており、農業被害が甚大(イノシシの捕獲数毎年500~750頭、被害額も4000万円を超える)。そこで捕獲し、料理して食べてもらおうという試みが始まっています。しかし、どうして料理すればおいしく食べれるのか、ということで和洋中華などの料理人に腕をふるってもらい、試食会が開催されました。どれも大変美味しくいただくことができました。
今回のメニューは、「新緑ボタ網つつみ」(とやま自遊館日本料理長利光登氏)、越中ぼたん鍋(とやま自遊館日本料理調理課長山本貴志氏)、「イノシシ肉と牛蒡の煮込み焼き葱添え」(オークスカナルパークホテル富山総料理長渡辺徹氏)、「イノシシ肉の赤ワイン煮込み入りジャガイモのパートフィロ包み焼き」(オークスカナルパークホテル富山主厨房洋食チーフ勢堂正造氏)、イノシシのスパイシー炒めクレープ包み(パブレストラン高志会館中国料理リトル上海料理長栗田高文氏)
是非、みなさんもご協力して食べよう。
参考までに、ジビエとは、狩猟によって、食材として捕獲された野生の鳥獣のこと。単なるジビエ試食会ではなくこれからは「とやまジビエ試食会」とすべき。