第26回斎藤弥九郎顕彰碑建立記念少年剣道大会が昨日(3月17日)開催され、富山県剣道道場連盟会長として激励に行ってきました。
この大会は、言うまでもなく氷見市出身の剣豪、斎藤弥九郎先生にちなみ県内外(北信越)の小中学生剣士が競う大会です。斎藤弥九郎は江戸時代幕末1798年、氷見市仏生寺(脇之谷内)に生まれ、14歳に野宿や荷担ぎをして駄賃を稼ぎ、江戸に行き、旗本の小者となって住み込み、昼は働き、夜は読書に励んだ。感心した旗本は、弥九郎を激励し、儒学、兵法、砲術、馬術、剣術を学ぶことに。剣術では門下随一の実力者になり、江戸の三大道場の一つ「練兵館」を開き、千葉周作、桃井春藏とともに「幕末の三剣豪」と称された。弥九郎の門下生には、桂小五郎、高杉晋作、品川弥二郎、井上馨、伊藤博文らがいる。このような立派な斎藤弥九郎先生の遺徳を偲びながらできる大会はもっと発展してもらいたい、全国大会にと思いました。個人戦優勝者の辻晶平君(中学男子)、島田莉子さん(中学女子)、田中力矢君(小学)おめでとう!中学団体優勝の雄山(男子)、山室(女子)おめでとう!そして、姿勢も良く、輝く目をもって最後まで頑張った剣士全員に、これからの日本を背負って立つ気概を感じました。これからも稽古に励み頑張ってもらいたい。