中川ただあき|富山県議会議員|自民党

マスク不足と危機管理について

2020年04月30日 更新

「自衛隊の制服は高すぎる。中国で縫製すればもっと安くなる」と、およそ今から10年前、仕分け人蓮舫参議院議員が発した言葉。何を言っているんだと、これが国民の生命を守る立場にある国会議員の発言かと唖然としたことを思い出しました。

今まさに命を守る日本製「マスク」が少なく、というよりは輸入マスクが8割、その中でも殆どが中国製だという。これでは中国から故意にストップされれば日本人の命は守れないのです。死んでしまうのです。そのため、少なくとも日本で、できれば自らの県で供給できる体制を構築しておかなければ安心して暮らすことができません。マスク不足のため、富山県企業何社かが材料や製造ラインを工夫して、あるいは新たな製造機械を購入してマスク製品を作っていただいて頑張っておられます。また家庭でも、ボランティアでも手作りマスクを作って頑張っておられます。本当に感謝で一杯です。まさしく県民が「こころをひとつにして」頑張っている姿だと思います。このことが、国民の命を守る力になることは間違いなく、日本は我々が守る、まさしくコロナウイルス感染というピンチが日本人の危機管理意識の向上に繋げていかなければならないと思う。

本県では、先の臨時議会で4千万枚のマスクを用意し、県民に購入券を全世帯に配布することが発表されました。しかし、どこから用意されたのか発表されませんでした。頑張っている県内企業のありがたい気持ちを削ぐようなことにならなければ良いと願っています。

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