今、何をしなければいけないのか。この時期に観光キャンペーンをしている場合じゃない。 今、コロナ後の富山を考えるには、医療や介護体制、食料や衛生具など県民の命を守る体制 がどうなっているのか、廃業に追い込まれている中小零細企業をどうやって維持していけ るのか、雇用をどうやって守っていくのかなど県民の生活環境や基盤が整っているのかな ど、しっかりと見聞きして足元対策を講ずることです。これからの観光(インバウンド)は 量ではなく質の高い本当の観光客を迎え入れることです。そのためには歴史や伝統に育ま れた県民の暮らしぶりやがポイントであり、ホテルや旅館、交通インフラをしっかり整える ことです。まさしく県民が心ひとつにしてお客様を受け入れる準備をすることが大事な時 期です。現知事は自分一人が頑張っている姿ばかりを見せています。市町村との連携も上手 くいっていません。このような姿勢に対して昨年 12 月に、新田さんは県民と共に「ワンチ ームとやま」をキャッチフレーズに「はじめよう!新しい富山」を掲げ頑張っています。 いまさら、コロナ対策で心ひとつにしてとか、これから県民が一丸となってコロナを乗り越 えようと言っておられますが、これまで 16 年間心ひとつにできなかったことを、これから できるわけがありません。なぜ、今、県の新たなスローガン(意味がよくわからない横文字) とロゴマーク、動画を東京にあるJR東日本企画当会社に1600万円もかけてさせるの か、県民が一丸となれるわけがありません。