東日本大震災が昨年3月11日に発生し、1時間も経つか経たないうちに、台湾政府が救援物資、救援部隊、義捐金約2億8千万円を用意し、日本政府に受入指示をまったが、受け入れ準備ができていないとして台湾政府の救援行為を無視し、やっと受け入れたのは14日でした。(この間物資だけはいただくとしおり、恥ずかしいこと)これは、中国や韓国より先に来てもらっては困ると言う理由で回答していなかった。1972年以来国交は正式にはないものの、経済文化交流は盛んに行っているのが現状です。日本人の生命を助けたいと言う気持ちを外交上の理由だけで断ったのです。日本政府は日本人の生命を助けるのを拒否したと言うことです。
さらに、馬総統が街頭に自ら立ち、集まった義援金がなんと200億円を超えたのです。もちろん世界各国では最高です。しかも殆どが台湾国民からのお金です。この台湾国民の心を大切にしていきたいと思っています。
また、日本政府として相手国の新聞広告利用して感謝の広告を出しましたが、台湾だけには出していない。日本国民の謝意の気持ちを伝えていないということです。(ただし、民間団体が募金を集めて感謝の広告を出した)
それから1年、この3月11日政府主催の追悼式典が行われました。各国代表が指名献花される中、なんと台湾政府代表が指名献花もできず、しかも2階企業関係者の一般席に案内されただけです。
このことについて、12日の参議院予算員会で自民党の世耕議員から質され、野田総理は「本当に申し訳ない。深く反省したい」と陳謝した。しかし、13日午前の記者会見で、一夜にして藤村官房長官は外務省と内閣府で調整済みであり、対応になんら問題はないと発表。
なんという情けないことではないか。非常に憤りを感じています。「恩を仇で返す」そのもの。現政権は本当の日本人ではない。残念です。