北朝鮮による弾道ミサイルが空中分解して失敗に終わった。しかし、日本があれだけ厳戒態勢を敷いていたのに、危機管理体制がまったくお粗末であったということが分かった。沖縄方面へ向かうことが分かっていたのに、発射したことを瞬時に情報として公表出来なかった、こんないい加減な体制かと、誰もが思ったことでしょう。
失敗したから悠長なことを言っておれますが、成功していたら、どうやって沖縄県民に知らせる体制であったのかと思うとぞっとする。何を想定して危機管理に臨もうとしていたのか明らかにしておく必要がある。
兎に角、田中防衛大臣は止めることは当たり前だが、早く民主党政権は退陣すべき。
公務員改革もしかり。新規採用者を公務員の仕事が必要かどうかもなんら検討することもなく56%も削減するとは、思いつき以外のなにものでもありません。また、国会議員歳費は2年間で540万円削減するという。ふざけないでほしい。本来は多くの国会議員は不要であるとの考えで方針を打ち出したのでないか。議員数を減らす代わりに、仕事はしっかりしてもらう。本当に国民を馬鹿にしている。
原発の再稼働問題についてもあまりにも場当たり的だ。きちんとしたルールを議論した形跡もなく、ただこの夏のエネルギー需要予測が心配になってきたから、なんとかしたい。これだけの思い。これまた、昨年何の議論もなく、思いつきで原発全部廃止という方針を出したからにほかありません。兎に角、これ以上民主党政権が続く限り日本の国益どころか日本人の生命も危ない。