衆議院が解散し、先ずはホッとしました。政治空白を招くと言う方がいますが、とんでもない。民主党政権が続くこと自体が政治空白そのものであったからです。「一度、やらせてみたら」という国民の考えは甘かった。党の綱領がない政党に政権を任せるとどうなるのか、良くわかったと思います。外交・経済・教育・エネルギー政策などありようがなく、国民に耳触りのいいことばかり並べて、特に財源もないのにお金を配ることだけに専念し、挙句の果てに離党、離党・・・。もういい加減にしてほしい。
さらに、好きなことだけ並べて新党だと。わけのわからない数多い新党をまとめて既政政党に立ち向かうなどと騒いでいるが、結局は日教組やら労働組合やらわけの分らない者が集まって政権を奪還するために作った今の民主党となんら変わらないではないか。このような政党が政権に絡んでくるとまた、今と同じことが繰り返されることは自明である。国民は騙されてはいけない。
政治主導イコール官僚が悪いという構図から抜け切れていない。官僚が悪いのではなく、結局は優秀な官僚を使いきれない質の悪い政治家しかいない、もっと言えば、選挙に勝って仕事をしない議員しかいないということである。優秀な官僚と協力して国家国民のために働くことであり、仕事ができない官僚は切ればいいことである。
街頭に立つのもいいが、堂々と自らの政策を訴えられる政治家を我々は選ぶべきである。日常、街頭に立っていることが政治家として仕事をしているような印象をあたえているが、ただ元気であることを見せているだけでないのか。騙されてはいけない。
離党というと何か新しいことをしてくれるのではないかと期待感を持つかもしれませんが、分り易く言うと、自分の意見が通らない、通す努力をあきらめた、自分勝手な者だと思っている。一人では何もできない。今はやりの自己中に他ならない。
今回の総選挙、わけのわからない政党や候補者に騙されないで、本当に日本を立て直すのは誰かをしっかりと見極めて選んでもらいたい。是非、自民党よろしく。