解散し、信を問うべき!
2011年01月27日 更新
通常国会が開会されました。民主党が野党時代の時、対案なき反対の繰り返しであった。しかし、マニフェストというものが流行りだし、その充実が図られ(国民も期待しだしたため)る中で、2009年の総選挙でのマニフェストが日の目を見ることになった。したがって、民主党は政策をまとめ上げたことになる。
現実はどうか。200兆円余りの総予算を組みかえれば、必要な16.8兆円の財源はすぐに見つかると訴え続け勝ったが、結果は1兆円も出てこない有様。普天間基地移設も少なくとも県外と言ったが、対案さえも持たなかった。これだけで公約は破綻しているのは明白であります。国民に謝り、一から出直すべきであります。
「熟議」とか言う前に、何を基に議論するのか明らかにされていません。たとえば年金制度改革においては既に自民党の保険料中心と民主党の税方式を取り入れた方式についてはそれぞれ提案済み。民主党は何を提案するのか明確にすべきでありないだろうか。まして与謝野氏を大臣に迎えて、何を提案するのか。菅首相は熟議熟議と言うけれど、兎に角集まってまとめてくれ、これでは首相としてのリーダーシップはゼロ以下。
自民党政権の時に社会保障について超党派で話そうと自民党が呼びかけたときに頭からその会議にまったく乗らなかった。その時の反省は一つもしないで何を言っているのか理解できない。
結局は、消費税にしろ、年金にしろ、自民党が主張してきた考えに同調せざるを得ないことが今やっと分かってきたということに他ならない。であれば、国民に早く謝って退陣すべきであります。
菅首相はじめ民主党には「信」「真」「芯」がないことが国民は理解したのではなかろうか。
今こそ、解散して真に議論できる国会議員を選び直し、日本を立て直す。このことを早くすることが、一番必要なときではなかろうか。