中川ただあき|富山県議会議員|自民党

12月定例議会 予算特別委員会で質問

2006年12月30日 更新

<予算特別委員会での質問要旨>

【県と市町村について】

(1) 市町村合併により、県と市町村の関係や市町村の行政運営に対する助言等についてはどのような変化があったのか。また、県の組織等にどのような影響なり、変化があったのか。

(2) 農業行政について
ア. 農業行政は国から県、市町村、農協、生産者へと施策が示され展開されていくが、関係機関が多いことについて、どのように認識しているのか。
農林水産省、農政局、農政事務局、県本庁、出先事務所、市町村、中央会、単位農協、農業会議・・・・など関係機関が多すぎるように思う。
イ. 富山農政事務所が品目横断的経営安定対策の窓口とされているが、県とどのような関係にあるのか。
ウ. 農政政策を効果的に推進するために、原点に戻って、地方における農業行政のあり方を考えるべきであるが、今後どのように取組んでいくのか。
生産者が自立できるために、県、市町村、農協などが一つになった支援体制を作る必要がある。

(3) 今後の県と市町村の事務事業を見直し、行財政の連携を図るためのあり方協議会を立ち上げるべきではないか。
県と市町村が連携協力して、お互いに役割分担を決め、限られた人・財源の中で県民に質の高いサービスを行う必要がある。

【人づくりについて】

(1) 介護保険制度運営に関わるケアマネジャー、ホームヘルパー、介護福祉士、社会福祉士など保険福祉サービスを担う人材の確保・育成にどのように取組むのか。今後の需要予想数も併せて問う。
今後需要益々増えると想定される中で、途中でやめる者がいるし、専門学校への受験者が減少している。

(2) 建設業に携わる人材について
ア. 舟川ダムに低入札の結果、工事現場用の監視カメラの設置や監理委員会を設けてまで監督しなければならない理由は何か。
イ. 低価格入札は、品質の低下と下請けいじめによる現場における労働賃金の低下と、技能技術の低下を招くだけではないのか。
ウ. 今後、技能技術が維持発展される建設業の姿はどうあるべきであり、その姿に向ってどのような入札制度により、どう育成していくのか。
5千万円以上の制限付き一般競争入札導入にあたっては、競争性、透明性を図る上で必要と思うが、単に低価格を求めるのでは、健全な環境は作られない。

(3) 人づくりを進めるにあたっては、医療・介護・農林水産業などの生命産業や建設業などの社会基盤整備に携わるものへの感謝をいだくような社会環境づくりも重要だと考えるが、富山県の発展を支える人づくりを総合計画においてどのように進めるのか。

【河川管理について】

(1)

クマ対策で河川内での草刈が部分的に行われたが、土砂が堆積したり、樹木が繁茂している河川がある。例えば熊野川、いたち川、小川などたくさんある。集中豪雨などがあれば真っ先にこのような中小河川が被害を発生することから、緊急に伐採や浚渫を行うべきであるが、どのように対処するのか。

(2)

熊野川から農業用水の施設が10箇所程度あるが、安定取水のために合口化などを視野に入れて対策を講ずるべきと考えるがどうか。

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