9月7日の経営企画委員会が開催されました。
私は、台風12号で大変な被害が出た紀伊半島豪雨のことに関連して質問しました。亡くなられた方や行方不明者、被害に遭われた皆様には心からご冥福とお見舞いを申し上げます。
本県はお陰さまで被害がなかったものの、今後の台風シーズンを迎え、気を引き締めて、いつでも対応ができる体制を整えておく必要があります。昨今の異常とも思える集中豪雨、ゲリラ豪雨にたいしてより迅速な応が求められます。
紀伊半島豪雨では、市町村によって住民避難の判断が異なったケースもあり、尊い命が奪われたこともありました。
避難勧告、避難指示は基本的には市町村長が出すこととなっていますが、そのためには、土砂崩れ危険地帯や地すべり地域などはどこかあらためて確認するとともに、雨量、河川水位などの情報を提供し、県、気象台とも十分な連携連絡のもと判断できる体制をとる必要があります。
そこで、本県の情報提供や連絡体制や判断方法に問題はないかと質しました。
これに対し、県では、市町村と雨量や河川水位の情報など共有しているものの、今回の教訓を受け、近く、市町村の防災主幹課長会議を開催し、万全を期すと答えました。
当日は、9月議会に付託される補正予算の説明、及び報告事項として、公債費負担適正化計画の策定、観光振興戦略プランの実施状況など報告事項があった後、質疑があり、さらに富山空港に出向き施設や安全対策について視察してきました。