9月定例会で、9月18日、一般質問しました。領土問題、歴史教育などについて質問しました。今、本当に国民が日本人として誇りと自信をなくしています。胸を張って堂々と日本人としての主張ができない。特に中国、韓国に対して引け目を感じる教育の結果である。(私のHPのニッポンに喝!のコーナーに「歴史教育に思う」がありますので読んでみてください)。
幕末から今日までの歴史的事実を確認できる教科書で教えたいものです。いじめ、不登校などが一向に減らないのも、家庭教育・学校教育の荒廃。特に道徳教育の失敗です。
ところが、教育委員会に問うても、学習指導要領どおり、教えているという答弁ばかりです。しっかり教えていて、この現実のです。
ですから、根本的に間違いを間違いと認めないから、恐ろしいことが止まらないのであります。なんとか是正していかなくてはならない、という思いで議会に臨んでいます。
質問趣旨を以下記載しておきます。
問1 領土問題について
民主党政権になり、日本の領土・領海が侵されている一連の政府の対応について、どのように考えているのか、また、これまでどのように行動し、今後どのように行動していくのか、北方領土返還要求運動を先頭に立って進めてきた知事の所見を問う。
北方領土、尖閣諸島、竹島と次から次へとロシア、中国、韓国が日本固有の領土を侵食する行為が目立ってきている。
問2 教育問題について
(1)無気力で内向きな若者が多くなってきているのは、日本人としての誇りや自信を持てない学校教育、特に歴史教育に原因があると思うが、どうか、問う。
国民に自国の歴史、特に幕末から明治、大正、昭和、そして今日に至るまでの一番大事な部分を中学校や高校で教えてこなかったことが、日本人としての誇りと自信の喪失の原因でないか。グローバル化が進めば進むほど祖国を愛し、祖国の歴史をしっかり語れる大人を育てる必要がある。
(2)幕末から現在に至るまでの歴史・史実や日本の領土・領海などについて、中学生や高校生に徹底的に教える必要があると思うが、教育現場の実態はどのようになっているのか、問う。
(3)祝日の意義や、どう向き合う日なのか、国旗を掲揚して祝意を表現することなどを踏まえ、教える必要があると思うが、実態はどのようになっているのか、問う。
例えば、制定当初は7月20日であった「海の日」は、明治天皇がはじめて船に乗り、青森から函館を経て横浜に到着された日で、永く「海の記念日」と呼ばれてきた。
(4)大人になっても日本の領土・領海、排他的経済水域などを忘れないようにするため、改訂した「逆さ地図」に排他的経済水域まで描いて、小中高等学校各クラスに貼り出してはどうか、問う。
(5)本県教育の基本目標を実現するための精神的基礎となる教育方針を具体的に示すべきと思うが、どうか、問う。
いじめ、不登校、暴力行為などの原因は、家庭と学校教育の荒廃、なかでも道徳教育の失敗だと思う。親孝行をする、勉強し職業を身につける、役に立つ人になる、といった方針を具体的に示すべきと思う。
(6)学校教育における「人づくり」で一番大切なもの、拠りどころは、何か、問う。
活力とやま、未来とやま、安心とやまの基本政策を支える重要政策として「人づくり」を位置付け、学校教育における人づくりに係る多くの事業に取り組んでいる。
問3 新しい都市づくりへの挑戦について
環境・エネルギー先端県を目指す県、環境未来都市という目標を掲げる富山市と、素晴らしい技術をもつ県内企業等とが連携協力して、より快適な生活基盤の整備にもつながる新しい都市づくりに挑戦すべきと思うが、どうか、問う。
これからは、新しい生活環境を創造する技術を官民あげて構築するとともに、この技術を活用して我々の生活基盤を豊かにしていく必要がある。たとえば、街中と住宅地を結ぶLRTと無人の電気自動車とを組み合わせた交通網などが整備された都市ができれば、総合計画の「とやま夢構想」の方向性とも合致し、生活が快適になるだけでなく、こうした都市づくりを可能にした技術を輸出することもできるのでないか。そのためにも運行の実証実験などを行える体制づくりに向けて取り組むべき。
問4 中心市街地の活性化について
(1)戦略的中心市街地商業等活性化支援事業費補助金は、どのような経緯で廃止となったのか、問う。
これまで、全国の都市における中心市街地の活性化に大きな役割を果たしてきたにもかかわらず、今年6月の行政事業レビューの指摘を踏まえ、概算要求でも廃止とされた。
(2)戦略的中心市街地商業等活性化支援事業費補助金が廃止されたが、県下のまちづくりにどのような影響があるのか、問う。
(3)認定を受けた中心市街地活性化基本計画の事業を支援する貴重な財源の確保について、国に働きかけるべきと思うが、どうか、問う。
(4)戦略的中心市街地商業等活性化支援事業費補助金に代わる財源が確保されない場合、県として支援策を講ずるべきと考えるが、どうか、問う。
問5 農業用水小水力発電について
農業用水小水力発電の整備を促進するにあたって、どの程度整備するつもりなのか、マイクロ水力も含めた整備構想を示すべきと思うが、どうか、問う。
本県の農業用水は幹線から末端まで整備されており、どの場所であっても整備可能と思うが、施設の維持管理、田園風景や環境の保全などの面からの制約が考えられる。
問6 農業問題について
土づくりや健康、環境保全の面からも積極的に有機栽培米の作付拡大や飼料用米、海外の人に好まれる輸出用の米の作付けなどを行い、水田農業が持続可能となるような戦略をたて、本県農業を進める必要があると考えるが、どうか、問う。
本県の豊富な水を利用した水田農業は、我々の生活、文化、環境を育んできた。人口減少と食の多様化が相まって水田農業を持続できなくなるのではないかと危機感を抱いている。