中川ただあき|富山県議会議員|自民党

12月定例会質問内容

2007年12月30日 更新

【医療の充実について】

医師が定着し、育つ環境を率先してつくっていくために、県立中央病院の医師定数の増を確保し、処遇改善を図るなど思い切った対策を講じなければ、今後新たに医師を確保することは難しいと考えるが、知事の所見を問う。

県立中央病院の医師は兼務も多く、休む暇もないほど診療や手術に追われている状態であり、いつ辞められてもおかしくない状況にあると聞いている。

【国際交流の推進について】

(1) 新たに小松・台北と宮崎・台北の定期路線開設が決まっているが、今後、富山空港と台湾を結ぶ定期便を開設する考えはないか問う。

本年5月に設立した県日華親善協会の主催で台湾を公式訪問したが、台湾では新幹線開業の影響で航空機が余る状況が生じ、新規需要開拓に努力しているとのことである。

(2) 本県の小中高生と台湾の学校との交流推進に取り組むべきと考えるがどうか。  

生活習慣や文化、価値観を理解し合い、世界の平和と発展に貢献していくことが大切であるが、それには子供の頃から交流を実践することが一番の早道であると考える。

(3) 環日本海諸国図、いわゆる逆さ地図では台湾の一部しか載っていないが、台湾からこれだけ多くの観光客が訪れる状況下で、全土を掲載すべきと考えるがどうか。

富山空港の国際ターミナルの壁面にも掲示されている。

(4) 台湾への観光戦略において、個人向けや長期滞在型での誘客に積極的に取り組むべきと考えるがどうか。また、観光戦略の一環として、台湾訪問の考えはないか問う。

台湾からの県内を訪れる観光客は通過型になっており、県内経済に及ぼす効果が少ない状況にある。また、最近は台湾を訪問する知事も増えたと聞く。

【建設業をめぐる問題について】

(1) 公共投資の減少で県内建設業界は極めて厳しい状況にあるが、地域の建設企業の存続に向け、入札契約制度において早急な対応が必要と考えるが、具体的な取組方針について問う。

不適切な価格競争が増加し、品質の確保への支障、下請け・労働者へのしわ寄せなどが懸念されるとともに、災害協力や除雪対応など地域社会に貢献する地元建設企業の存続が危ぶまれる。

(2) 県内建設企業の技術力、施工力、経営力をどのように認識しているのか。また、技術力、施工力、経営力を持った企業を育成、支援するために、県はリーダーシップを発揮すべきと考えるが、今後どのように取り組むのか。

県内建設企業は受注高や利益率が大きく低下して厳しい経営環境に立たされ、また、若年新規入職者数の減少や就業者の高齢化により技術・技能の継承が困難になっている。

【スポーツの振興について】

(1) スポーツの楽しさを含め、地域で正しくスポーツを教える指導者を養成するとともに、保護者に食事と体力づくりの研修を行うなど、小中学生の体力向上に努める必要があるが、どのように取り組んでいくのか。

県内小中学生は握力や50m走が全国平均より劣っている傾向がうかがえるが、一番発育盛りの時に適正な指導助言のもと、身体をつくっていくことが何よりも大切である。

(2) 活躍することにより県民に元気と一体感をもたらしてくれる本県のプロスポーツを地域で支えていく意味から、側面的な支援をすることも必要だと考えるがどうか。

グラウジーズ、サンダーバーズ、カターレが誕生しており、例えば、集客の観点から立地上好条件の県営富山球場にナイター照明設置や最小限の改修を行い、チームに多く利用してもらうなどが考えられる。

(3) 全国や世界のひのき舞台で活躍できる優秀な選手を多く育てていくため、スポーツを通した地域活性化への取り組みを強化すべきと考えるが、どのように取り組むのか。

総合型地域スポーツクラブの育成支援、スポーツ施設を有効活用できるような仕組みの整備などが考えられる。

【農業問題について】

   県では飼料用の稲の作付けを行うモデル実証を行っているが、その成果について問う。また、成果をふまえ、県下に飼料用の稲の作付けを広めていく時期ではないか。

飼料用の稲の作付けは、生産コスト、品種、栽培技術、支援策、さらには稲作農家と畜産農家との連携をいかに図るかなどの面で課題があるが、水田機能を維持保全するためにも積極的に進めていく必要があると考える。

【土砂災害防止対策の推進について】

(1) 県管理区域で土砂災害等が発生した場合、11月の常願寺川上流部の土砂崩落を受けた国の対応と同じように迅速な対応が求められるが、体制は万全か問う。

常願寺川上流部の土砂崩落を受け、国では24時間体制で監視し、異常確認時は関係機関へ直ちに連絡することとしており、また、応急対策工事も速やかに対応している。

(2) 来年は飛超大地震から150年目にあたり、これを契機にあらためて県民の防災意識の高揚を図るとともに、ソフト・ハード両面にわたる土砂災害防止対策を積極的に推進すべきだが、今後どのように取り組んでいくのか。

【スマートインターチェンジへのアクセス道路について】

  

北陸自動車道の流杉パーキングエリアを活用したアマートインターチェンジから上滝方面へとつなぐアクセス道路の整備が極めて重要であり、県として計画路線を設定し、整備すべきと考えるがどうか。

立山方面の観光地および旧大山町から最も近いインターチェンジとなる。

 

 

 

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